2008年5月22日木曜日

徒然雑草   chica


もの言わぬ命は美しい。
道ばたで静かに花開き散っていく様も。
珍しい植物を栽培するのが仕事なので、
職業病なのか、最近はよっぽど珍しい花を見ない限りは驚きません。
でも、足掛け3年にして、ようやく満足のいく出来に
咲いてくれたこの花の美しさには
息をのみました。
メコノプシス ベトニキフォリア
ヒマラヤの山岳地帯に生きる高山植物です。
抜けるようなこの青は
海の底だった昔を思うのでしょうか。
それとも、空に一番近いからでしょうか。

                        chica

5 件のコメント:

inchoudon さんのコメント...

<院長>
この花は、今、ふれあいセンターのHPの最初を飾っている花だね。このブルーをとっておきたいね。神秘的というのか、何と言ったらいいのか。

チャンドラーの「プレイバック」という小説を読んだことがあるかい?

主人公の探偵のマーロウがずっとホテル住まいしているクラレンドン4世という富豪のおじいさんと話す中で、そのおじいさんが、ストレリチアの花の開き方の不思議さについて語る所がある。神様はどんなにも簡単にこの世を作れたはずだのに、何故こんなに複雑に作ったのか。本当に神様は万能なのだろうか。この世は矛盾と理不尽に満ち満ちているのに。そんな疑問を抱くのは、神を冒涜することになるのだろうか、と言うんだ。

本当に、神様は、どうして、この花に、よりによって、こんなに不思議な色をお与えになったのだろう。他にいくらでも簡単な色はあろうにね。

あの部分は、チャンドラーの作品の中でも、一番印象に残ったところだ。もう一度読んでご覧。

匿名 さんのコメント...

<院長>
また、訊きますが、「メコノプシス・ベトニキフォリア」っていう名称は、メコン川やベトナムと関係あるの?フォリアっていうのは葉状のもののことだよね。

匿名 さんのコメント...

<ネコパコ>
ベーラ.バラージュの『ほんとうの空色』を久しぶりに思い出しました。我が師 上野瞭先生が好きだった話。
主人公フランツル.クラーメルが……興味あれば自分で探して読んでね。どっかに埋もれているでしょうから…
うちのロナの眼の中にもあるんだよね

匿名 さんのコメント...

コンニチハ。
\(゜血゜;)/
3月以来パスワードをド忘れして入れなかったsornekoです。
パスワードを探してトライを繰り返す元気はなく、とりあえず匿名で投稿してみる。
したがって内容はないようー。

匿名 さんのコメント...

<院長>
何度も言うように、『匿名』にすれば、パスワード入力はいらないし、それでも、上の行のように、ハンドルネームが明記してあれば、誰が書いたか分かる。

だから、この要領でコメントを書き込んで下さい。君の場合、soranekoでいいです。それで、分かる人には分かるから。元気にしてるか?

<院長>