2011年5月30日月曜日

ネコパコ事務室だより

台風一過
晴れた日の午後
院長が駐車場で何やらゴソゴソやっている
時々「わ〜っ」とか叫び声もきこえる
何をしているのかな?
「エヘへ…                  
ここまでやったのはいいんだけどね…」
自信があるのやら ないのやら

ちゃんと元通りになるのだろうか???
いつもの悪い病気(=いじり壊し病)

途中で飽きてしまわないようにね

2011年5月22日日曜日

さよなら、私の愛しい奥歯と前歯。 Chica

バブルの象徴であるところの、ハイレグ。
インドの象徴であるところの、カレー。
Chicaの青春時代の象徴であるところの、靴。
これは靴です。これを履いて、日本全国を駆け巡った日々・・・・
右足が前歯、左足が奥歯っていう名前なんです。
その前歯と奥歯が天に召されました。
ゴムっていうのは劣化するというのは分かってて
いつか、ダメになるだろうと覚悟はしていたのですが
遂に、一番のチャームポイントである厚底が
ごっそり剥がれてしまいました。
悲しいよう。

悲しみを癒すために、某所に旅立ってみた。
みんな、大好き6種類の椅子のある街へ。
(はじっこのおばあちゃんはオプションです)

オウム貝さん、オウム貝さん、慰めて下さい。


「何万年も世代重ねると、そんな悲しみ、海水1滴より小さいわ」

カブトガニさん、カブトガニさん、慰めて下さい。


「俺のセクシーな腹を勝手に写真におさめよって

この屈辱は忘れんぞ!」

「さっさと、東京帰って仕事しろや、この給料泥棒めが!」


つぶらな瞳のウサギに罵られて、

奥歯と前歯の思い出は、そっと宝物箱にしまうことにしました。

2011年5月20日金曜日

DIY

それ。今日も仕事が終わった。
ぴゅーっ

がま 「一日一善。」

2011年5月18日水曜日

ゴルフ カブリオ <ライネけ>

新車の頃のカブリオ
だれだろね?

我が家のゴルフは1983年製で、御年28歳のご老体だ。Chicaさんが2歳ころ、Harunoが生まれそうなので、いくらなんでも、それまで乗っていた360ccのエアコン無しの軽四輪ではいかんだろう、というので新車で買った。

当時は滋賀の瀬田の山の上に住んでいて、ワーゲンゴルフを買おうと思って、琵琶湖大橋の近くにあったヤナセの滋賀営業所に行った。カタログを見ていると、カタログの最後に、カブリオの写真が載っていて、営業マンに「これは何?これはいくらなの?」と聞いたら、「ゴルフカブリオでございます。これはお高うございます、はい。」と言うんだ。なにせ、スタンダードのゴルフが180万円のところが400万円だって言うんだから。でも、気に入ってしまったんだからしょうがない、というわけで、清水の舞台から飛び降りた気になって買っちゃった。

ウォルフスブルクのフォルクスワーゲン社の生産ラインから出た通常のゴルフ1型ボディーを、ドイツのカロッツェリアであるカルマン社にそのまま送り、トップを切り取り、ソフトトップを架装し、フレームに強化を入れたものなので、お育ちがいいんだ。アメリカでは、Volkswagen Golf Cabrioでなくて、Volkswagen rabbit convertibleというらしい。

その後、新車で買ったのは、日産パオとゴルフ2型だけど、どちらも好きになれなかった。特に日産パオは全くの見掛け倒しだった。アルミニウム製かと思ったらプラスチックの上を金属風に仕上げたものだったり、高速道路の入口の大円周の高速コーナーで、アクセルを踏んでいくと、コントロールを失って、スピンするんじゃないか、という恐怖を感じた。ゴルフ2型は、粗大な感じで、黒河馬とあだ名した。1型に比べると改良されているはずだが、デザインに主張が失われ、材質感が安っぽかった。
ゴルフ1型は、ジウジャーロのデザインで、まるで、昔のアルマイトの弁当箱みたいに、かっちりと四角く整形したボディーに、丸い大きな前照灯が収まり、その潔さが美しく、かつ、機能的だ。市場調査かなんかして、時の流れに乗って売ろうとかいう、もの欲しさがなく、俺達が時代を作るんだという気概が感じられる。また、これが流行っているから、これに乗るっていうんじゃなくて、自分の目で見て、これってかっこいいじゃないか、面白いじゃないか、と思う人がいたということだな。

飛行機じゃあるまいし、せいぜい100キロくらいしかスピードを出さない車が、やたら空気抵抗係数にこだわって、その上、居住性だの容量だの、あれもこれも盛りこむと、どれも同じような車になるわけだ。日本人が貧乏人根性で、なけなしの我が家一台の車で、すべての条件を満足させたい、と思った結果がこうなのかね。早く走りたい人はポルシェで、偉そうで安全を求める人はメルセデスで、わがまま贅沢な美女みたいな車がほしい人はフェラーリ。英国王室気分をと思えば、よそ行きにはロールスロイス、普段用にはレンジローバー、というのは、某国の一部の人達の常識なのだろうが、彼らとて、一般市民は、本当にチープなオースチンミニとかボルボとか、お国柄に合わせた地味な車に乗っていて、街の雰囲気の中に溶け込んでいるように見えるものだ。
さて、このゴルフカブリオも、いよいよ、走行距離積算計が20万キロに近づきつつあるのだが、いろいろ不具合が多くなってきた。塗装のやつれや、小さなヘコミが気になるし、真夏、エアコンのスイッチを入れると、噴出しから、冷風と熱風が混じって吹き出してくるといった具合だ。ラジオのアンテナは上がらなくなってるし、リアのゲートは勝手に降りちゃうし。

なんといっても問題なのは、足回りで、サスペンションのダンパーが完全に抜けてしまって、スプリングだけで走っている状態であることだ。ちょっとした段差で簡単に横っ飛びしてしまう。

もうあかん、と何回も思ったけど、そのたびに切り抜けてきた。走りだせば、元気に走ってくれて役に立ってくれるんだけどな。もうダメかな。捨てる日が近いのかな?

さて、当家には、この2ヶ月間というもの、 「がま君」が居候していて、例のごとく好きなように気ままに暮らしている。社会人になって、給料ももらえるようになって、結構なことだ、と思っている。

彼がカブリオに乗れるように、保険に追加をしてもらった。ところがある日、彼が乗ったあと、ライネケが乗ってみると、なんと、サイドブレーキワイヤーがぶち切れている。27年間の疲労に加えて、力任せに引っ張ったのだろう。ひどいやつだ。

ヤナセに連絡すると、侠気のない気の利かない奴が出てきて、もう部品がないのでどうしようもない、と言う。新車を買いなさいということらしい。それなら、もうええ、世話にならんわい! というわけで、インターネットを検索して、米国の部品屋に発注した。

発注後、1週間目、届きました。

サイドブレーキケーブル左右二個13ドル☓2と、ついでにリアゲート開閉用ダンパー40ドル、合計66ドルと、送料が42ドル程度、都合108ドル(9000円ほどかな?)。


これで、安心して、坂道でも駐車できるし、車のトランクに荷物を入れるとき、頭でゲートを支えていなくてもいいわけだ。

がま君、優しくカブリオに乗ってやってくださいね。ライネケが、一見、手荒く、乗り回しているようだけど、それは28年間の互いの信頼があってのことなんだよ。

さて、がま君のことだけど、最初の2ヶ月間は、郷里近くの販売店に、毎日、背広ネクタイ姿で出勤して、将来の良きエンジニアの素地を作るために、洗車やら、自動車保険やら、販売、セールス活動を見習っているようだ。その後は、いよいよ、我が家を出て、工場や研究所に勤務するはずだった。彼との付き合いも、あと2週間ほどなんだね。今度こそ、彼の本当の門出なんだ。と、しみじみ思っていた。

ところが、4日ほど前、彼の爆弾宣言が・・・。

「え〜っと、僕ねえ、あのお、あと二ヶ月ほど伸びちゃった。」
「な、なんだって? 何が?」
「赴任は延期です。8月一杯まで伸びちゃった。」
「あ、あんた、それじゃ、2ヶ月じゃなくて、3ヶ月じゃないの!?」
「ああ〜、そうなりますかね〜。」

というわけで、がまは、まだ当分、我が家に棲息することになりました。居候なら居候らしくせえよ。ほんとにもう。



2011年5月17日火曜日

開院記念日 <ライネけ>

ちょうど6年前の今日、当医院を開設した。

気がつけば、中庭の「次郎」が花を付けていた。目立たない花だけど。

しばらく前までは、5月17日になったらどうしようね、などと言っていたのだが、すっかり忘れていて、今朝、スタッフの皆さんに言われて、はじめて思い出した。

今日はだから、「宮内ひふ科」の六年目第一日目だ。

その間、私たちも5歳年とったわけだ。患者も少しは増えて、患者番号も五桁を超えた。最初は暇で暇でしょうがなかったけれど、今は暇に慣れて、これはこれでいいかもしれない、と思うようになった。それでも、夏の繁忙期なんか、結構忙しくて、年とったせいもあってえらいと思うこともある。心配もしたけれど、ちゃんと給料も払えて、少しは黒字のようだ。まあ、どうでもいいという気になった。

今年は、近所の道案内看板だけにして、とうとう、駅の看板も撤去した。なんと、撤去するのにも金がかかるんだぜ。

開院前、面接して採用したスタッフ6人(事務常勤1人、パート1人、看護師パート4人)が、3月まで、そっくりそのまま続いたけれど、看護師二人が、いろいろ事情があって退職し、その代わりになる人を探して、5・6月中に、新たに3人来てもらうことになった。あまり給料が良くなかったにもかかわらず、ほぼ五年間、開院時の6人がそのまま続いたということは、私たち雇い主側から見れば、甚だありがたい事だし、スタッフである被雇用者側からすると、それなりに居心地が良かったということになるのだろう。

皆さん、私の意図を察して、賢く、気持ちよく働いてくれた。腰が軽く、よく気が付き、年寄りには親切に、子どもたちには優しく辛抱強く、私の話の内容を理解してくれて、最近ろれつの回りにくくなった私に代わって説明もしてくれるようになった。五年間の手作りの賜物と言えるだろう。

今までのところ、私は幸せな医師なのだと思う。

駐車場の芝生は、すっかり枯れてしまったけれど、松山市の廃屋から移植したツタが自宅と駐車場を仕切る板塀を覆うように伸び広がり、

一年ほど前、吉川から、採取して移植したツタも、医院前面の石壁を這い登って行きつつあり、見上げるばかりになった。

医院前側駐車場のエゴの木も花をつけ、

虫の被害がひどくて、何度か枯れかけたヤマボウシも元気を取り戻して、緑の葉を茂らせた。

あと何年、仕事できるか分からない。いつまで生きられるのかも分からない。生きている限りは、行けるだけ行ってみよう。自分の生きた航跡が、白い泡となって消えてしまい、何もかも変わらないみたいに、夢のように過ぎていっても。

「世の中を 何にたとへむ 朝ぼらけ 漕ぎ往にし船の 跡なきがごと」
                       万葉集 巻三 351

2011年5月8日日曜日

ネコパコ事務室だより 


古くて 新しいまち 香港
連休中 私用があって行って来た
欲望と言う名のアメーバーが日々先鋭的なビルになって増殖中のイメージ
人間のエネルギーがビンビン伝わってくる ちょっとついていけない 
でも、この先日本的ぬるま湯だけでは喰われるだけだと痛感した
かの地では欲しいものが見つからなかったので
なぜか羽田で買ったお土産 
54枚のカードはすべて違う絵柄
ちなみにスペードのAはうめぼし ハートのKはうに
ジョーカーはチョコバナナとただの塩にぎりの二枚
このチマチマ感が日本的なのだろうか 
お前が相手ではどうしょうもない…
誰か私の相手になって「めし抜き」とか「胃腸衰弱」とかやりません?

2011年5月1日日曜日

徒然雑草  Chica

携帯を機種変更した。
ついでに、ずっと悩んでたがストラップも新しい物にしました。
haruに以前教えてもらったとこのやつです。

私のピンク好きは周知の事実でありますが、
今日、普段持ち歩く鞄の中を片付けてみたら、あまりの色の統一に
我ながらあぜん。
財布・携帯電話・ストラップ・名刺入れ・手帳・
デジカメ・デジカメケース・ポーチ・腕時計
職場のマグカップ

全てピンク!!!!!
ちなみに、ポーチの中のフリスクケース・櫛もピンクじゃ。
自転車もピンク。仕事で使う携帯ルーペもピンク。

以前は青色が好きだった。
鞄の中からノートの中まで真っ青だった。
うむ、あれは青の時代。
今は、桃色の時代。

次に来るのは・・・・キュビズム!
ってピカソやないかい。

ゴールデンウィーク。
みんなお出かけで寂しいから書き込んでみた。
みなさんよい旅を。
お土産まってるよ。
          chica