2017年4月4日火曜日

2017年の春 <ライネケ>

春になった。

桜は、全国に先駆けて、東京で咲いたらしいが、愛媛の有名所では、まだつぼみが多く、せいぜい七分咲き程度のようだ。
それでも、ライネケとネコパコは桜を見に出かけた。



平野部では桜らしい桜は見かけないのだが、山間部に入ってみると、日当たりや何かの条件で数本まとまって咲いているところがある。



ここは、大洲から、肱川を遡上して、鹿野川ダムの近くの山の上にある小藪温泉をさらに山の中に入ったところだ。




地面には、ほんの5ミリに満たない紫色の花が咲いている。何の花かな? 小さきものはすべて愛おしい。




うつむきかげんに咲く白い花も。




大洲の出口に、まるで、京都の清水の舞台のような木造建築があった。少彦名(すくなひこな)神社参籠殿(さんろうでん)だそうだ。懸け造りといって、1943年創建だそうな。荒廃していたのを、2002年再建が始まり、ここに至るそうだ。再建に米国の非営利団体の支援を得て成ったというのにはちょっと驚いたが、一見に価するなかなか立派なものだ。

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ところで、今年はじめてのセイリングに出かけた。

4月1日土曜日、午後3時、仕事が終わって、晴れていて空気も暖かかったので、Haruno君の置いて行ってくれたウェットスーツを着て、燃料ポンプの修理から治ってきたばかりのMB230の上に、アクアミューズを載せて、塩屋の浜に出かけた。潮が引きつつあり、真横から4mくらいの北の風が吹いていて、どんどん沖合に出た。1時間くらい、沖合を行ったり来たりして、5時半ころ無事に着岸した。

着岸しようと、艇を渚に向かわせていると、浜辺に、ウェディングドレスを着た男女の一群がやって来て、夕日と海を背景に写真を撮り始めた。彼らにとって、今が人生の春なのだろう。不粋なひげの老人が、彼らの近くで撤収作業をすると、せっかくのいい気分が壊れるかもしれないと思って、迂回して、少し離れたところに艇を引き上げた。

風が強くて、結構ハイクアウトしなければならなかった。明日は、おなかが痛いだろう。









2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

心地良い季節がきましたね。
山も海も綺麗でしょう。
来週帰るのが楽しみです。
仙人掌姉

ライネケ院長 さんのコメント...

<ライネケ>
仙人掌姉さん、待ってますよ。
なんだか、人生あと何度会えるのだろう?って気分になってきた。