2017年9月11日月曜日

ネコパコ日記

9日より第72回国体の会期前競技が愛媛県で開催中です
弓道は市内で開催の唯一の種目でした
ライネケは日ごろの白衣、あるいはヨレヨレ野良狐の印象をすっかり覆し
紋付袴姿で、二年前よりこの日に向けて研鑽を積んできた
開幕セレモニー「矢渡し」第一介添えの任を無事果たしました

全都道府県を巡回する国体の矢渡し担当があたるのは本当に千載一遇、
貴重な体験です
その分緊張も並大抵ではなかったことでしょう
ご苦労様でした

 その後の競技では、遠的種目の場内審判を勤めました
ほんの10日前までは残暑が厳しいこの時期には
あっという間に40度近くなる、過酷な仮設テントの遠的射場。
まさに酷体。
熱中症対策のため「36度競技中止令」が日弓連から出ていましたが
幸い急速に秋めいてきたおかげで、大きなトラブルもなく大会3日目まできました
たくさんのボランティアの働きが大切だということを改めて感じた機会でした
や~、3年後の東京オリンピック
どうなるのでしょうね
 とりあえず当院も明日まで院長出張につき休診で協力中です

7 件のコメント:

ライネケ院長 さんのコメント...

<ライネケ>
おいらは遠的の射場審判が担当。
9月9日から11日までで、遠的競技は全部終了。
あとは近的競技の残りがあるけれど、それは担当外なので、明日は行って見てるだけ。

今まで、愛媛県は、少年男子遠的7位、少年女子近的優勝、成年男子近的優勝の好成績。
明日、12日、成年男子が近的で、もう一頑張りすると、総合優勝の可能性もある。

3日間暑かったよ。

匿名 さんのコメント...

<ネコパコ>
「愛媛国体 弓道 矢渡」で見るとユーチューブで見ることができますね

ライネケ院長 さんのコメント...

<ライネケ>
矢渡しは、二年間も駄目出しして、よし完全なのを見せてやるぜ、という気分になっていたのに、途中でふっと集中力が途切れたと途端に、ミスが出て、おかしくなってしまった。
矢渡しだけ、もう一度やりたい。

国体結果は、今日、愛媛の成年男子近的が四位に入り、総合優勝して、天皇杯を頂いた。数年の準備が実り、大きな支障なく、終了できた。
よかった。

それにしても、矢渡しだけ、もう一度やり直したい。

匿名 さんのコメント...

お疲れ様です。
何事も思うようにはいかんもんですかな。
それでも、無事に開催できてどっとはらい。
仙人掌姉

匿名 さんのコメント...

<ネコパコ>
無事に終わった嬉しさで、会長以下大洲研鑽組は「わ~い、わ~い」と打ち上げのために大洲の鵜飼いなるものを楽しもうと予定しておりましたが、なんとそこへドンぴしゃりという感じで台風18号接近中。
なんてこった、雨男のライネケのせいかもしれない
彼が遊ぼうとすれば必ず雨だもんね

kurashiki-keiko さんのコメント...

暑い中審判お疲れ様でした。矢渡しなるセレモニーのことは初めてうかがいました。どんな所作があるものなのでしょう、興味津々です。
こちらは児島のトライアスロンが台風の上陸予定の17日だったので中止になっています。いろいろありますね。

ライネケ院長 さんのコメント...

<ライネケ>
kurasiki-keikoさま、ありがとうございます。

「矢渡し」というのは、文字通り、道場の空間に矢を通し渡すことです。ある程度の規模・格式を備えた試合、大会など、弓引きの行事の最初に、主催者や参加者の代表者あるいは長たる者が射手となり、それに介添えが補佐して、場を清める意で、揃いの二本の矢を参加者、観衆の前で引いて見せる、一種の儀式です。神社の神主さんのお祓いと似た面があり、全員、厳粛な気持ちで、引き続き行われる行事の無事成功を祈ります。
単に弓を引いて矢を放つだけでなく、歩く、座る、立つ、回る、一つ一つの所作は細かい点まで形式が決まっており、古典的かつ優美なものです。
行事の最後には、「納射」という儀式が行われることもあります。
一度、見られたら、日本の文化の趣味のよさが分かりますよ。「クールジャパン」です。