2010年11月14日日曜日

いったい、何をしておるのか!

今回のネコパコの奥の細道旅は結構長かった。まあ、かわいい子どもたちのためだと思えば、留守番もいいか。

それにしても、陸奥のGamaめ!
こりゃ!
喝!

お前たちは 何をしているか
そんなことで 
牡蠣もまぐろもウニも 要ったはなしでない
やめてしまえ
えい
解散を命ずる

と、ロナが言ったかどうかは知らないが、まあ、腹一杯になった分、がんばんなさいよ。

おかげさまで、ライネケも、ネコパコの背負って帰って来たお土産で、豊かな北海の幸を楽しむことができた。

ホッケの焼き物も


マグロのとろの刺身も、


カキフライも


マグロの漬け丼とウニも

全部、とても美味しかった。
ネコパコの邪魔をするロナ

ああ、おいしかった。ご馳走さま。


テレビなんか観てると、どこぞのカリスマ料理人かなんか、わけありげなおじさんが出て来て、極上新鮮稀少材料をつかって、えらく凝ったフレンチとか何とか言って、ちょぼっとだけの料理を白い皿の真ん中にのっけたやつに、ちらちらっと野菜とソースをあしらって、お笑い芸人のたぐいがもっともらしい顔をして、賞味する、なんてのを良く観るね。

でも、本当に思うよ。
何と言っても最高の美食は、毎日、そこらで買って来たありふれた食材で、ネコパコが、三度三度作ってくれた家庭料理を、家族皆で、食卓を囲んで食べる。これが最高の料理だって。

料理と食事、生活とは一体だ。何事にも、日常性と現実性が保たれていて、良きにつけ、悪しきにつけ、皆で分け合うことが一番大切だ。

表駐車場のさざんかの花が咲いた。
今年は早いね。
みんな風邪を引かないように。

7 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

やあ。
ロナももう冬毛ですね。
さざんかの花は透通るような白さですね。

山猫に叱られぬよう頑張らねば。
gama

匿名 さんのコメント...

<ネコパコ>
gama君
吠えるのはやまねこではなく
獅子、ライオンではないでしょうか…
「ねこの事務所」と「どんぐりとやまねこ」とを
混合しているのかも

仙台の朝市はおもしろかった
山から採って来た一抱えもありそうなきのこや
見たこともないような、怖い顔をした魚が並んで
活気あふれる様子に、3往復ぐらいしたかもしれない
京都に住んでいた時は錦市場を歩くのが楽しかったし
私は市場が好きなのでしょう
買った食材を保冷パックに入れて飛行機の荷物に預けたら、乗り換えの伊丹で呼び出しを受けました
パックが破裂したのだと…なんで?!
結局そこで紙袋とビニール袋に入れ替えて、機内持ち込みしましたが、冷凍品が溶けるのでは…とやきもきしていました
お土産は食べてなくなてしまう物と
楽しい土産話がよろし

現場復帰がちょびっとしんどいわがまま猫です
ロナもやたらまとわりつくしな
おいおい、いい加減に離れてよ

匿名 さんのコメント...

<ライネケ>
ネコパコは市場歩きが好き。
これとこれをこれだけ、ってメモに書いておいて、市場に到着したら、まず、そのコーナーに直行して、必要な物を素早く買って、駐車場が込まないうちにさっと引き上げる、なんつうことはまずない。
最初の入り口から、手に取ったり、つついたり、へこませたり、延々と始まる。
ライネケは、陳列台の冷気で寒くなり、もう帰ろうよ、と言いかねて、おかき売り場に行ったり、ソーダ水売り場に行ったりして、時間をつぶす。豚足をながめたり、面白い物を探して時間をつぶす。
みんな、どうなんかな?

匿名 さんのコメント...

<ネコパコ>

ネコパコの名誉のために異議申し立てます

『手に取ったり、つついたり、へこませたり…』
異議あり,異議あり 断じて異議あり!!

やさしく手に取って、そっとお尻は撫でるけど
けっしてつついたり、へこませたりはいたしません
商品に申し訳ないです

ちなみにバーゲン売り場などに群がって下の方からひっくり返して、引っ張り出してというのも苦手です

あくまでも必要な物を吟味しつつ、必要なだけ(これはちょっと自信がないが)買う姿勢に徹しております
そっと撫でているのは慈しんでおる姿です
慈しみの気持ちを忘れてはいけません
食べ物(ならずとも)は多くの人の汗と労力の結晶です
なるべく正当な対価で手に入れたいと思いますじゃ
 ナムナム 
     by ネコパコ大明神記

Humph!!

匿名 さんのコメント...

<ライネケ>
失礼しました。訂正します。
「手にとって、なぜたり、さすったり、耳を寄せて、そっと音を聞いたり・・・。」
なんて具合でどうです?

kurashiki-keiko さんのコメント...

ネコバコ大明神様のお買いものを学びたい私です。
市場というのを私はあまり知らないので、
以前行った下関の海産物市場の広さと活気には圧倒されたのと、
電車で持ち帰ることなんて重くてゴメンとばかりに送れるものだけを買いましたけれど、
下手な買い物だったなと、こちらを見て思いました。
それにライネケ院長様の家族で囲む温かい家庭料理の一説、
本当にそうだと思います。
我が家も今は夫婦とおばあちゃんですが、
子供たちと食卓を囲んでいた時代は親が思うほどには子供たちが思っていたかどうか。
いや、たぶん今頃になって彼らもそのことは思いだしてくれているかなと思います。

匿名 さんのコメント...

<ライネケ>
kurashiki-keiko様、コメントをありがとう。

昨日まで、お土産を食べていました。よくもまあ、大量に持って帰ったものです。

一時、日本の家庭での食卓は、皆がテレビに目を奪われて、会話がないとか、高校生が自室に食事を持って籠ってしまい、一家団欒がないとか、言われたことがありましたね。

子どもにとって、親は、その子が最初に出会う「人」、「男」、「女」としてのお手本になりますから、大きくなって、自分がその立場になると、無意識にその真似をするのでしょう。子が生まれる「家庭」も、その子にとっては、最初の「家庭」となり、サンプルになるわけで、大きくなると、そういう家庭を形成する傾向があるのだと思います。もちろん、反面教師となって、自分は、ああいう「男」「女」「人」にはなるまい、ああいう「家庭」は作るまい、と思う人もいるでしょうけど。

子どもが家庭を巣立つまでは、少なくとも夕食は、つましくとも温かい家庭料理を、一家で囲むべきだと思います。