さて、台湾でも、無計画にただただ闊歩するのみ。
台北市内は地下鉄が充実しており、漢字が読めれば気楽に乗れるのが
嬉しいところだ。
毎日のように仙人掌姉者が、ガイドブックを今更ではあるが読みふけり
「明日はここ!ここに行きたい!」という独断と偏見により目的地のみを決定。
当日、ホテルを出たところで、おもむろに路線地図を取り出し、行き方を調べる。
あとは、地図を右にしたり左にしたり、傾けたり、光に透かしてみたりしながら、
なんとかかんとか、辿り着くわけだ。
その途中に、なにやら面白気なる場所を見つければ、
時間や目的を忘れ、ただ突進するのみ。
突然出会った、総督府。祝日の特別開放を行っているらしい。
それも、無料で!
それなら、入るよね。だってタダなんだし。
台日関係親善のために、ネコパコ事務長が、誰か偉い人と握手。
台北植物園の仙人掌温室。
「ここになら住める」と二言目には「マンションが欲しい」とほざく
仙人掌姉者は、硝子を鼻の油で汚しながら、呟いた。
我らが愛猫ロナウド先生の在りし日の雄姿ですね。
そうですね。間違いない。
ガマは飛行機とホテルの手配という大業を果たしたため、
現地で電話付記念碑となっていた。
歩き疲れて、転がり込んだ茶葉屋にて、院長どん筆談中。
店主おすすめの烏龍茶は、花の香りがして美味であった。
勧められるままくつろいでいる内に、
ネコパコ事務長が何かを購入せねばいかんのではないかと、
財布の中身を心配して震えていたが、
そんな事は気にせず、子供たちはガブリガブリと茶を飲み干したのであった。
もちろん、その後、茶葉を購入。
食事は基本的に食べやすい内容だったが、八角の香りがなかなか受け入れがたい。
インドにて胃腸を鍛え上げたshige君には、なんのそのであったが、
嗅覚が敏感なガマ氏と、保守的味覚の院長ドンには、むいていなかった。
また路面の大衆食堂は、肉や魚とご飯か麺が基本で
色のついた野菜が不足していたために、
家庭を守るネコパコ事務長も、「火が通った野菜が食べたい!」と
つらい思いをしたようだ。
日本昔話のオープニングに出てきたと思われる、長い生き物。
資本主義に飲み込まれると、こうなんちゃうんだね。
お金って怖いね。
またしても、我らがロナウド先生の爪を研ぐ雄姿ですね。
そうですね。間違いありません。
1 件のコメント:
<ライネケ>
その、カエルの公衆電話はいいね。一台うちの駐車場に置いておきたい。
日本治下時代の建築物などを、やたら排斥したり、破壊しないで、きちんと歴史記録に残して、利用するべきものは残し、相応に評価している点に好感を持つね。
人々の顔も柔らかく見えたよ。
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