相変わらず暑いですが、ちょっと涼しかった話をします
松山友の会の小学生対象の活動で「森へ行こう」を実施しました
えひめ千年の森をつくる会 http://www.1000-mori.jp/ の協力を得て
森の下草刈りと枝打ち体験をしました
鎌やのこぎりを使って果樹の森の手入れをするのです
もともとは檜や杉の人工林だった森を適当に間伐し、広葉樹の森を育てたいと新たに苗木を植えた場所です
まだ広葉樹の苗木は小さく 果樹の森と言ってもただぼうぼうと夏草が繁り、どれがどれやら…何がなんだか…
初めて本物の道具を手にする子どもも多い中、手も足も出ないのではないか
この暑いさなか 怪我もなく集中して時間が過ごせるのか…とか心配もありました
でもやってみたい 「感じる」体験を子どもたちに是非させたいと願いました
子どもも大人も最初は「ひえ〜っ」と腰が引けていましたが、いざ始めるとこれが面白いの何の！！
あっという間にあちこちでみんなすっかり虜になってしまいました
ざくっと鎌を入れるたびに立ち上る草の匂いを楽しんだり
のこぎりでゴリゴリと切り広げながら進んでいく開拓の実感
蔓草にまとわりつかれ、息も絶え絶えになっている幼い木が少しずつ姿を現してくると
よっしゃ もっと助けてやろうと素直に思える単純さ
吹いてくる風の心地良さが 森の感謝の声に思えてくる労働の楽しみ
光が入るようになった地面には新しく次の命が芽吹いているのがわかる
森は50年 100年先を見据えないと育たない
今回のこの体験はほんの入口です
でもきっと貴重な種まきであったと感じています
レイチェル・カーソン センスオブワンダーより
わたしは、子どもにとっても、どのようにして子どもを教育すべきか頭をなやませている親にとっても「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではないと固く信じています
5 件のコメント:
＜ライネケ＞
涼しかった話？
涼しかったか？
おいらは、救護班と運転手という役回りで、うろうろしていたんだが、ちょっと出来心で手袋をせずに草刈をしたら、夕食の時、手首にダニに食いつかれているのに気づいた。
ダニの口器が残っちゃうとまずいと思ったけど、無理やりむしりとっちゃって、あとで持ち帰ったダニを顕微鏡で見たら、ちゃんと全部取れていた。良かった良かった。とんでもない夏みやげになるところだった。
<ネコパコ＞
あれを涼しいと言わずして何としよう！
森の中は入ると２度くらいは気温が低かった
汗をかくと吹いてくる風がより感じられた
食べたスイカがあんまり冷えてなかったけれど美味しかった
残った氷のかけらを一個もらって手の上で転がしてみたら文明のありがたさが身に染みた
要は少ないもので満足できるという涼しさです
ライネケは最初は高みの見物を決め込んでいたでしょうに、ついつい「その鎌 ぼくにも貸して」と言い出してしまいました
楽しそう？な屯田兵ネコパコの姿にいつの間にか気が付けば藪の中という構図でしたね
本物のダニにくっつかれるという、いわば身を挺しての貴重な現場体験
これこそがごほうびではないですか
あんなにも簡単にダニにあえるなんて！！
必要なものを必要に応じて集める能力があるんだなと 感心しましたよ
汗だくでブユやらダニーちゃんやらが雲霞のごとく攻め寄る真夏の草叢とか、、、考えただけでも膝の裏あたりに蕁麻疹が湧いてくる。ひーーーー。
ココロのもちようで、どんなことも正当化されるというおはなしでした。しやわせにいきるヒントやね。
がま
<ネコパコ＞
しわよせに生きる？
ン ン
まるで誰かを迫害しているような…
かえりみてやましいところはないぞ
ン ン
しやわせ？？
ああガマ語か
しやわせ王国君主様の
君 曰くだな
コメントありがとうございました
この夏の君の「野に出ずる旅」をお楽しみください
＜ライネケ＞
なんか聞くところによると、ダニーちゃんは妙な病気を媒介するらしくって、愛媛でも二人ほど死んでる。2週間ほどして発症するらしい。たとえ、発病して、診断がついても、対症療法で切り抜けるしかないらしい。
う、ううっ。何やら、熱が出てきた気がする。歯を磨いたら、血が出だして止まらん。おお〜い、ネコさああん、何だか、おいら変だよおお。
なんて、馬鹿言ってる場合じゃないでしょう？
それにしても、自然は豊かっちゅうか、強いっちゅうか、大雨も日照りも気にせんで、放射能？それがどうした？っつう感じだなあ。人間は自分の都合ばかり考えて、保護だなんだとご都合主義で言ってるけどな。
みんな、野山にはびこる葛の葉みたいに野性的に生きてください。
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