2013年5月20日月曜日

ネコパコ事務室だより

久しぶりに倉敷の町を歩いた
一日目は あいにくの雨
町は灰色の霧に包まれていたが しっとりと瓦が美しかった
まずは阿智神社へお参り

幾たびこの階段を行き来して神頼みをしたことだろう
久しぶりに登ったら膝が悲鳴をあげる 息が切れる
7年という時間の流れが確実に刻まれているのを感じた

二日目
うって変わって快晴
こりもせず再び阿智神社にお参りする
雨上がりの早朝
街は明るく静か
東小学校は校庭の東側に芝がはられていた
中病はますます巨大に増殖中
アケボノフジの元気な姿に出会えた
ちょうど連休で藤祭は終わったそうだったが
淡紅色の花房がまだまだ美しく 散り敷いた花びらも風情があった
樹齢550年は一時枯死寸前まで行って案じられたが本当によかった
総合教育の時間に「フジミちゃん応援隊」として手入れをしたのはShigだったか
東小学校の子どもたちにとって思い出深い樹だと思う

夷商店街の入り口近くに出来たパン屋さんに開店と同時に飛び込み休憩
朝食にサンドイッチとカプチーノを注文
運ばれて来たカップに思わず顔がほころぶ
簡単なハート模様とかは経験があったがこれはなかなか…いいね

芸文館の広場ではちょうどフィールドオブクラフト倉敷8が開催中
木工 陶器 染色 ガラス 布 革… 
興味深い もの 人
愛媛では出会えない豊かさを満喫した
金属の 大桃沙織さん
木工の 菅原博之さん 本多隆志さん
きたのまりこさん 
紡織しごとの 高倉正美さん
お話もしたけれどみんなとってもおもしろい
上のアドレスでリンクして 出品者の名前をクリックすると紹介が出ます
是非見て!


木とアイアンの組み合わせがよい
まるでどこかで見かけたような…テーブルの足

パッケージもおしゃれ
                     
靴も色々あるんですね
繊細なはんこ  
そうこうするうちにどんどん気温は上昇
水辺ではしゃぐ子どもたちがうらやましい
すっかり一杯になって帰路につきました
ああしばらく飽和状態



2 件のコメント:

ライネケ院長 さんのコメント...

<ライネケ>
24年前、滋賀から倉敷に引っ越すことになって、先発隊として引っ越し荷物を受け取るために、まだ4才のHarunoと3才のSoraを連れて、倉敷に行った。二人はちょうどハシカに罹っていて、やっと病盛期を過ぎる頃だった。ひどい話だが、まだ熱のある二人の手を引いて、鶴形山に登って、Chicaの転校することになる東小学校のグラウンドを見下ろした。雨がそぼ降っていた。

今は亡き外村吉之助先生に、民芸館の窓から見える倉敷の町の本瓦の甍の波の重なるような連なりは美しいです、と申し上げると、気難しかった先生の顔がちょっとほころんだように見えた。

そんな倉敷の町に16年間過ごせたのは幸せだった。薄暗くて、さびれ気味だった「えびす商店街」を歩くのも好きだった。

いい時代だった。

匿名 さんのコメント...

<ネコパコ>
そうそう、わざわざ滋賀でやってもらった送別会の席にはしかの子がいて、ワッと流行ったのです。
その子も罹患初期で風邪くらいに思って出席されていたのでした。
素晴らしいお餞別となりました
荷物を出す日の朝が最盛期!!
二人はほんとだったら官舎のお隣さんに預かってもらう予定だったのに、高熱のために精神状態が不安定。仕方がないので前庭にテントを張ってそこに寝かせました。
日頃からキャンプをしていたので、慣れない隣のお家よりテントの方が安心だったようで、おとなしくしていましたっけ
なつかしい(?)思い出です