全国的に記録的な暴風が吹き荒れた日曜日
幸い愛媛は大きな被害もなくすぎた
時折 ご〜っと山を吹き抜ける風が
名残の桜を散らして
いよいよ春は爛漫
山つつじも早、咲き始めた
前日、胃カメラを飲んで いたぶられた院長を
慰めるべく奥道後から桜を見ながら今治方面に向かった
仙遊寺は今治市内から鈍川温泉に向かって少し入り込む
山の高い所にある札所だ
細い山道はうねうねと 歩き遍路には随分難儀なことだろう
背中に赤ん坊をおぶった若い女性が本堂の中で
駐車料金４００円を受け取ってくれた
ほぼ頂上近くに本堂や 宿坊がある
宿坊のテラスから瀬戸のパノラマが広がる
燧灘 しまなみ海道…
今治の町も小さく小さくずっと続く
桜吹雪に包まれながら何だかぼんやりと景色を眺めて来た
今日の温泉は鈍川だ
入浴前にさらに奥まで車を走らせ森林公園に立ち寄った
ここもすっかり桜は終わっているようだ
不思議な木を見た
幹や葉はたしかに紅葉に違いないのだけれど
花が咲いている
あろう事か 桜の花が…
風が落ち着くのを待って写真をとった
ためつすがめつ 眺めてみたが
わけがわからん
いよいよ不思議で公園管理事務所のおじさんに
「あの木は何ですか？」と聞きに行こうかと思った矢先
はたと車中の折り畳み椅子に気がついた
椅子を出して昇って
だいぶ近づいたけれど まだ届かない
でもたぶん そう たぶん
ウフフの 風のいたずら
何だかとても
微笑ましい気持ちになって
温泉でゆっくり手足を伸ばした
6 件のコメント:
＜ライネケ＞
今週末には、今度は大腸の内視鏡。
いやだ、いやだ、強烈な下剤攻撃が待っている。
しかもその翌日の日曜日は、地方審査の審査員席に、一日、威儀を正して座ってなきゃならん。ひょっとして地獄かも。
カエデと桜の道ならぬ恋が花になったのか、新種発見か、と思いきや、そんな馬鹿なことあるわけないよね。訊きに行ったりしなくてよかった。恥かく所だったよ。
今年の桜ももう終わりだ。
花は散り、花は飛び、飛んで、天に満つ。
・・・・・・
きれいだけど、哀しいねえ。
画面にぶつかるぐらい写真を
見たけど、
まさかねぇ。
花弁だけではなく、花が丸ごと
落ちているのは、鳥が蜜を吸うために
千切ってしまうからなのですが、
もしかしたらこれも鳥の仕事かね。
chica
＜ライネケ＞
＞画面にぶつかるぐらい写真を
あはは。さすが植物の専門家だね。
いや、ふっと見た目の前の白い花びらは、どう見ても、桜だけど、桜の葉っぱって、あんなんだっけ。葉桜になると、桜の若葉って、あんな風にカエデみたいになるもんかね。いやいや、カエデの花って桜に似てたっけ。そもそもカエデに花なんて咲くの？
って、散々、駐車場の初老の二人はもめた挙句、椅子まで持ち出して、確認した、というわけです。それでも、近くの桜の花の房が丸ごと引っ掛かってるということに気づくのに、時間がかかったのだよ。森林組合の管理人のおじさんに、本気で、阿呆な質問をする所だった。
鳥のいたずらというなら、納得できるね。
＜ネコパコ＞
灰褐色のすべっとした幹も 芽吹いたばかりでもちゃんと指先までそろっている葉も もみじ以外の何者かであるわけはないのに…
「もみじですよ、も・み・じ」
そう答えたものの、一瞬、またいつもの独りよがりか？？？とついつい反省してしまいそうになるほど、あまりにも完璧な仕上がり
お前は一体何者なのか
昨今のバイオ技術をもってすれば、摩訶不思議 奇妙奇天烈な事だっておこりうるよね
大切な事は、何事もいきなりの否定であってはいけない…
などと おもいっきりなやんだし～
つい、本気でそんな新種があったかな？と考え込んでいましたが…
ほんと、さすがchicaさんというか、種明かしをされるとなーんんだ、なんでしょうけれど。もみじの控えめな花もまた酒津で見かけたことがありますが、春にはもみじの花も咲きますね。
＜ネコパコ＞
keikoさま
コメントありがとうございました
ほんとうによく出来ていました
時として自然のいたずらにたぶらかされてみる事も必要なのかも…と思います
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