今日、三月が終わる。
中空中庭にも春の日射しが入って来て、次郎の木が枝葉を伸ばしはじめた。
いつも、こちらにお尻を向けてひなたぼっこしていた。
どうしても、白いものに目が行く。
ほら、ここにも。
あそこにも。
Chicaさんが植えてくれた花が咲いた。
自然はこんなに豊かだ。
白色にわずかのピンクが混じるのが不思議だ。
神は微細に宿るとは、よく言ったものだ。
妍を競うように。
つい、この間、この廃屋のトタン屋根の上で昼寝をしていた。
何度も何度も車に押し倒されたけれど、生き延びて来たジューンベリーの花が今年はたくさん咲きそうだ。
白いものたちを見ると、不思議な感覚がわきおこる。
2 件のコメント:
昨日引っ越しをしていてずっと窓際に置いていた猫っ毛人形を片付けました いつでも戻って来て欲しいと願うのは、いつでもこちら側の勝手な願いですね
彼が帰ってきたい時に帰って来、出て行きたい時に出て行き、旅立ちたい時に旅立つことが出来たことに感謝します
冬の夜には誰かの布団の暖かさを求めて彼が寝室に来てくれたことを思い出します 向こうでも暖めてくれる人に事欠きません様、目つきの悪い猫だけれど
私の学校は今日から始まります 行ってきます
<ライネケ>
Snow君、ありがとう。
白いものを見るたびに、彼が、おうちはどうなってるかな?と、見に帰ったんじゃないかな、という風に感じてしまいます。
めそめそしたことは書かないでくれ、と誰かさんには言われてるけど、また書いたのは、彼の去就に、ある種の「個を越えた威厳」のようなものを感じないではいられなかったからです。
お母さんが、自分のノートPCを立ち上げると、デスクトップにロナの顔が広がります。お母さんは、「ロナ〜」と言って手を振ります。その横をライネケが通りかかって、やっぱり、「ロナ〜、元気にしてるか〜?」と言って、のぞき込みます。
昨日は、ネコパコ母さんと一緒に、桜三里を通って、新居浜まで行って、食事して来ました。至る所に桜が咲き、散りはじめていました。
今日から四月です。四月一日が月曜日か。みんなそれぞれに新しい門出だね。
君も出発だね。元気に旅立とう。
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