某研究室から,実験模型の翼を受注.
翼長3.3m,幅70cmの翼を2枚.
お金はじゃんじゃん使っていいが,重量と納期に厳しい制限がある.
まずは作業場を掃除して巨大な電熱カッターを製作.
道具作りからスタートするのだ.
ゴムひもで宙吊りにして,カッターの自重をキャンセルする.
これで精度の高いコアカットが出来る.
後ろの銀色の刃物のようなものは,人力飛行機のプロペラ.
カットした発泡スチロールコア.これが翼の形状維持のための部品.
次に(間をいろいろ飛ばして…)コアをカーボンで覆う.
カーボン製D-Box(翼の前半部)の出来上がり.
ピカピカの表面はそのまま空気に触れる.
今回作ったのは,設計の評価試験に使うための試験体.
今夜荷重試験をするのだ.
続きはまた今度.
またがあったためしはないけど…
sor
2 件のコメント:
<ライネケ>
面白そうだ。
君はどれくらい、この仕事に関わり、どんな役目を果たしているのかな?
報酬は、誰に、どれくらい、支払われるのかな?
是非、次報を期待する。
<ネコパコ>
これは何人ぐらいのチームで仕事をしているのでしょう?
昔々、駄菓子屋に売っている一機100円のグライダーを買うのが惜しくて、当時回収が始まったばかりの発砲スチロールの白いトレーを生協の回収籠から拾ってきましたね…長めの秋刀魚用などが翼に向いていた
よく付き合わされたものです
あれが、君の物作りの原点か
いまだに卒業してないんだ… しみじみ懐古
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