27日深夜には、年賀状が出来上がり、28日に発送できた。どんな年賀状なのかは、受け取ってからのお楽しみだ。
28日月曜日、朝一番で、松山の陸運局に行き、CB400Fourのオーナー車検を受け、合格。
こいつと、また2年の付き合いだ。
1976年製なので40才ということになる。1980年に、大阪の人形町という二輪の中古車屋だらけの町で買って、滋賀県に乗って帰ってきて以来だから、付き合いだして36年目になる。
走行距離計は71352キロになってるけど、買って一年目くらいに、奥琵琶湖パークウェーのつづら折りコーナーで派手に転倒して、速度メーターを交換したので、多分、最低9万か10万キロくらいだと思う。いつまで付き合うことになるのかな? 買ったときはオートバイに乗り始めの夢中の頃で、どこへ行くにも乗っていた。こんなに長く付き合うとは思ってなかったし、人も車も、どちらも老いる日が来るなんて思ったことはなかったからね。これが四輪なら、カブリオやメルセデスにこんな感情を抱くだろうか? 四輪より二輪のほうが人に近いのか。いや、おいらだけ、そして、このCBにだけ、そういう感情を抱くのか。分からない。
道具に過ぎない「物」に特別な感情を抱くことは無意味なことだ、と、ヨットビルダーのIさんは言う。多分そのとおりなのだろう。いや、それどころか、「物」だけでなく、「人」に対しても、ありとあらゆるもの、つまり「世界」というものに対して、そうした感情を持たないのがいいのだろう。石みたいな心になって、悲しみも喜びもなく、透き通った心になれば、苦しみがなくて済むから。それでいいのかも知れない。
28日昼前、Chikaが東京から帰ってきたのを、松山空港まで迎えに行った。
同日午後、裏駐車場の木塀の下に、挿し木で植えたツタが伸びに伸びて、我が家の勝手口の木戸と塀の隙間に伸び込み、それが太くなって来て、木戸が歪んで開閉がしにくくなったので、閉め切りにしていた。
それで、木戸本体を、蝶つがい部分で取り外して、廻り込んで、開閉部分から中に侵入してきたツタの幹に干渉しないように、木戸の一部に深い切り欠きを入れてやることにした。
まだ太くなるだろうから、かなりの余裕を見て、切り欠きを十分深くいれた。
Chikaに言わせると、木戸の方を細工するのじゃなくて、木の方を切るか何かするべきじゃないのか?っていう。
だって、せっかくこんなに太く伸びたのに、かわいそうじゃないか。
29日火曜日、屋上の草原をエンジン刈払機で草の丈を低く払った。地面に日が当たるようにしてやると、緑が均一になり、しっかりとなる気がする。最近よく見かけるけど、太陽光パネルで、大掛かりに地面を覆ってしまっていいのだろうか。
30日水曜日、お飾りを母屋を含めて、家中の主な場所に、付けて回った。
お飾りも付いた。
すっきり開閉できるし、閉めたらきっちりロックする。施錠もスムーズに出来て、気持ちいい。これで、新たな気持で、新年を迎えられるだろう。
30日、昼前、Chikaも一緒に3人で今治に行き、イタリア料理屋のUで、昼食をとった。午後、波方から来島海峡に突出する大角鼻(おおすみのはな)に行き、昼寝とおやつ。
沖合いに見えるのは、大下島と大三島かな?
手前は、ネコパコが採ってきたセダム(メキシコマンネングサ)とヒトデ。
西日の強い光線に苦しみながら、松前まで帰ってきた頃、丁度、夕日が西の海に落ちようとしていた。
いわゆるだるま夕日というのとは違うだろうが、ちょっと、だるまになりかけだ。双海で会ったオジサンは、だるま夕日っていうのは、気温と海面と大気の状態がちょうど一致してできるので、なかなか見られない、と言っていた。みんな、夕日が落ちると帰ってしまうけど、落ちてしまったその後の空がきれいんだ、とも。なるほど。
ここのところ、ずっと晴れが続いて、今日もほとんど雲のない一日が終わろうとしている。穏やかな年末だ。
来年はどんな年になるのかな?