このところ、寒いからねえ。
おや、この大きな袋は何かな?
それも二袋も。
のぞいて見ると、炭だ。
こっちも。
なかなか、立派な炭だよ。
中山の山のてっぺんで、90歳のおじいさんが焼いたんだという。
炭焼きをする人はどんどん減っているらしい。
クヌギの炭だそうだ。黒炭というらしい。
カシ類を焼いて作る炭もあって、白炭というんだが、その上質のものが、いわゆる「備長炭」というやつだ。焼いて火持ちが良く、煙が出ず、においが出ない。
黒炭も皮がきれいに残ったままで、放射状に亀裂が整っていると、上物は「菊炭」といって、茶道では重宝されるのだそうだ。少しにおいがするが悪いにおいではない。
で、今回のこの炭は、そこまできれいじゃないけど、うちのねこ達の足と心を温めるのには十分、というわけだ。
火鉢を用意して、灯油ストーブで着火する。
ほら、こんなに真っ赤に燃えている。
なかなかいいじゃないか。
燃えているものを見ているのは好きだよ。
心が落ち着く。
うちのゴロタは幸せだねえ。
4 件のコメント:
<ネコパコ>
としとるとな~
足がやけにひえるようになってな~
てば…ねこ達ってゴロと私のことですかい?
山超えてわざわざ買いにいったんです
12月31日にとあるガソリンスタンドで知らずに初めて買ったら、火付き、火持ち共にとても良くて、年が明けてから再び行ってみたら、店が閉まっている…
すでに12月31日で廃業したとか…
今日で仕事辞めるからと言ってくれたらあの時もっと買ったのに~
う~くやし~
それから心当たりを探して回ったのにどこにも無かった。
すっかり諦めかけていた時に立ち寄ったのが前出のフラワーハウスです
園長さんと色々と話しているうちに「うちのスタッフに知ってる人がいるかも…」と電話で連絡してくれました
何とそのスタッフのお父さんがさらに山また山のその向こうのてっぺんで炭焼きをしているという嬉しい情報!!
早速お願いしました
それがこの炭というわけです
火鉢から離れられません
火鉢は、雰囲気は良いのですが、、、、
部屋を暖めるほどの火力はないので、
必然的に抱え込んで動けなくなりますね。
そういえばうちは炬燵は使いませんね。
がま
<ライネケ>
雰囲気が好きなんだろうね。ネコパコは。
炬燵は、我々の学生時代の必需品だった。どの学生の下宿に行っても、貧しい狭い畳敷きの部屋に、生協で買った電気炬燵があり、その上にはアルマイトの電気ポットとトランジスタラジオがあり、冬になると、学生数人が胸まで炬燵に突っ込み合って寝た。貧しくも夢多き昭和時代だった。今もバーベキューのたびに活躍する炬燵台はその遺残だ。
問題は、こいつがあると、ますます自堕落になってしまうということなんだ。自堕落人間がますます自堕落になる学生時代。
で、もう学生時代じゃないってことなんだ。それで、我が家には炬燵はない!
炬燵最高。
炬燵万歳。
炬燵よ永遠なれ。
と炬燵の中から炬燵虫は書き込みました。
炬燵虫chica
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