2015年1月18日日曜日

なかやまフラワーハウス <ライネケとネコパコ>

曇りがちの風の強い一日だった昨日とはうって変わって、今日は素晴らしい晴れの日曜日だった。あまり寒くもなく、ライネケとネコパコは、伊予市を南に抜けて、犬寄峠を越えて、中山町に向かった。中山町のさらに南は内子だ。

中山は伊予市に合併された山あいの町で栗の産地だ。夏になったら、カブトムシやクワガタがたくさん捕れる。とにかく、名前の通り、山また山の町だ。山以外に何があるのだろう、と思っていたら、どういうわけか、国道56号線に、「植物園」の看板があった。去年年末、Chicaさんも乗っけて内子に行った時に立ち寄ったのだが、休館日だった。今日は開いてるかしらん。

「なかやまフラワーハウス」

開いていた。入場料無料なのだ。


中はこんな具合で、今のような寒い季節でも、中は空調が利いていて、例のごとく、重武装して来た、寒さ嫌いのライネケは、大汗をかいてしまった。


 熱帯植物だらけの巨大温室だ。



伊予市から山を二つも三つも越えて来なければならない山の中だ。
栗とカブトムシと炭とだけでは、集客はむずかしい。
この施設も、町おこし、村おこしの一環なのだろうが、誰が思いついたのやら。
現代人は経済活動なくして生きられないらしいのだが、誰もいない自然こそが一番豊かで美しいというのも皮肉だな。

入場無料でも、誰もいない。と思ったら、館長さんがいた。

人に見てもらうために行きているわけではないの植物どもにとっては、この閑散は幸いなのだろうか。しかし、これだけのものを維持管理運営して行くのは並大抵ではない筈だ。営業努力の一つなのだろう、値札のついた多肉植物の小さな鉢が沢山置いてある。

それにしても、なんと不思議な形をしているものだな。


これはパパイヤ? 食べたことないや。


昔読んだ、ジュールヴェルヌの「月世界旅行」の挿絵にあったみたいなオバケぜんまい。

何が悲しゅうて、お前は、そんなに巻くのかい?

 この花って、一昨年、台北で見たような気がする。


こいつはなんだっけ。食べて見たいもんだ。
なにがしかの株式みたいな協力金だかを払っておけば、うまく実ったあかつきには、こいつが自分の物になるらしいんだと。


このあと、内子のお隣の五十崎に行き、小田川の河原で、ネコパコが凧ゲリラをした。
一生懸命走っているネコパコ。凧がどこにあるか、分かるかな?
無邪気なのはいいことだ。

6 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

うちの設備より良い設備だ・・・・。
ぎぎぎ、妬ましい。

上から
モモイロバナナ
ヘゴ (たぶん)
ブーゲンビリア
パパイア 

院長、パパイアは黄色くなってからより、
青いままサラダとか漬物とかで食べた方が
美味しいですぜ。


こんな大きい設備を維持するのは
大変やろなァ。

chica

inchoudon さんのコメント...

<ライネケ>
それにしても、こんな施設を、こんな場所で、どうやっても採算が取れそうにない。そんな重圧のもとで、植物は育ってるわけだけど、もし、この施設がどうかなることになったら、植物は可哀想やね。

ついつい、悪い方向に考えてしまう。

匿名 さんのコメント...

<ネコパコ>
園長さんがせっせとペンキ塗りやら前衛芸術的展示やらなさっており、努力、尽力が痛いほどよく分かる園内でした
フルーツオーナーシステムで方々にオーナーの名前とコメントが書かれており、このパイナップルはおばあちゃんから孫へのプレゼントだなとか、「ぼくの木、また会いに来るよ」とか、ほほえましかったです
ジャバチカバだっけ ブラジル産の枝や幹に実がなる植物のオーナーを募集していました。
よっぽど申し込もうかと思ったのですが、いやいや、もっとよく調べてから…と財布の口をしめたのでした
バナナを100本収穫した人もいたとか
全く実がならない人も居るとか
園長さんのお話でした
面白かったです
凧揚げは前日に風力5 風速8.9mの強風の中75枚の連凧揚げに成功し気力体力ともにすっかり消耗していたので、穏やかな新春の一日、ほっこりのんびり一枚凧をあげるというのはなかなか癒し効果抜群のはずだったのですが、あまりの微風にたまらず走ってみました。
五十崎の河原の唐楓の木をバックに一枚ポッカリ凧が上がる構図で写真を撮りたいのですが、なかなかそううまくはいきません
またのお楽しみ

匿名 さんのコメント...

<ネコパコ>

ちょっと検索してみました
ムムム
心惹かれるような 恐ろしいような
ジャバチカバではなくジャボチカバでした

http://matome.naver.jp/odai/2135702577963084201

kurashiki-keiko さんのコメント...

18日はこちらは倉敷美観地区散策の日でしたが、大変穏やかで温かでしたね。
温室の中はさぞかし暑かったのではないでしょうか。
ブーゲンビリアは私も沖縄でお目にかかり見覚えがありましたが、パパイヤが青い方がおいしいとは初めて知りました。
chika様専門職ですもんね。
それにしても営業努力も大変そうな温室でしたこと。
自然が一杯の中での凧揚げ、いいなあ・・・

匿名 さんのコメント...

<ネコパコ>

kurasiki keikoさま
コメントをありがとうございました
地方は本当に大変です
このフラワーハウスは農業再生の為に建てられた平成の大合併前の巨大箱ものだそうですが、少し離れたところにこれまた巨大なハウスが2棟あり、そこで花卉の苗の育苗をし、遠く岡山の市場までも出荷しているそうです
それでも従業員5名 
厳しいやりくりの中でのやりくり
お花のセリってどんどん値が上がっていくものではなくてどんどん下がっていくらしいと聞きましたが、これって本当?
せっかく育てた苗が売れなかったりすると切ないどころじゃないですね