清水の舞台から飛び降りる勢いで買ったペッカリー
若い日はいろいろと飛び降りるものらしい
悲しいかな 大事な手袋だが さすがに32年物になるとこうだ
いまだに革は丈夫で全く問題ないが 糸が……
何とかならんかな〜と「手袋修理」とネット検索すると
東かがわ市が引っ掛かった
東かがわ市は昔から全国一番の手袋生産地(だったらしい)
そこで情報を求めて引田の「手袋ギャラリー」に行ってみることにした
古い木造工場をそのまま資料館にしているという
玄関前にあったこんな箱の穴をのぞいてみると
きゃっ!!かわいい!
箱の中にはジオラマが展開している
古い特殊ミシンやさまざまな道具があって飽きない
留守番をしていた気のよさそうな叔母さんが明日来れば若い職人さんが
「ちゃちゃ〜と縫ってくれますよ」とのたまう
留守番をしていた気のよさそうな叔母さんが明日来れば若い職人さんが
「ちゃちゃ〜と縫ってくれますよ」とのたまう
やれ嬉しや!!
一晩 近くのキャンプ場で野宿して翌朝に備えた
海辺のキャンプ場はもちろん人っ子一人おらず貸し切り
あいにくの風雨もピロティーのお陰でちゃんとしのげた
周囲は楓の紅葉が美しく芝生の整備も整っている
場所はあえて書きませんよ〜秘密
翌朝勇んで行ってみた
若い物静かな女性が待っていて親切に相談に乗ってくれた
残念ながら「ちゃちゃ〜」とは行かない特殊な縫い方
もっと熟練した人に相談してくれる話になりしばらく預けることとなった
どんな風に修理されてくるか後日のお楽しみ
ちなみに古い町中を歩くとところどころにこの小さな箱がある
番号がずっとふってあるので順繰りにお話が続くらしい
親切で風情のある町 もう一度訪れたい