9月の末の土、日、月と三連休ができた。
ライネケとネコパコは、四国を縦断して、太平洋を見に行くことにした。
いつもながら、倹約して、車中泊の予定。
場所は、五十崎。小田川の河原。 懲りもせず、また行った。 何をしてるかって? |
凧揚げにきまってる。 ネコパコは、最近、花ゲリラならぬ凧ゲリラ猫になっててね。 協力させられた。 気持ち良さそうにあがってる。 |
ふとした、無邪気なひと時。 何を思う? |
四万十川に沿って下って行く。 四万十は大きく蛇行して、太平洋に向かう。 |
なんとね。「撮っちょ木」だと。 えらく都合のいいところに、カメラ固定用のねじがついて、立っているもんだ。 ちょっと、おせっかい? でも、確かに、都合がいいところに立っている木だ。 |
いわゆる沈下橋の上で。 諸手を挙げてはしゃいでいるネコパコ |
はるばる、四国最南端までやって来たわけの一つは、これ。 四国山脈を越えて、たどり着いたのは土佐清水の町。 この町で食べるゴマサバは定評がある。 でも、台風が続いて、サバの水揚げが減ったらしくて、 サバの刺身定食は売り切れが早い。 サバを含めた三種の魚の盛り合わせの定食になってしまった。 まあいいか。 |
足摺岬の灯台の下で。 30年の間に、ここに何回来たことやら。 いつも思うことだが、元気で、また来ることがあるだろうか。 |
足摺港の道の駅にあったバベルの塔みたいなの。 イワシ雲の秋空の下、そのてっぺんに立って、ネコパコが手を挙げると、 世界は言葉を失うだろうか? |
宿毛の町から、再び山の中に入り、松田川水系に沿って北上。 松田川は水量も豊かで、変化に富み、水がきれいだ。 その途中で湧き水が。 ライネケはこれでコーヒーを淹れるんだと、水を汲む。 |
松田川の上流、愛媛県との県境近くにある出井渓谷。 急流の渦により岩が削られ自然に出来た出井甌穴。 幅約40m、長さ約200mにわたり岩床に大小200ほどの甌穴。 |
緑の山々よ。青い空よ。白い雲よ。 大自然にいだかれて、ライネケも諸手を挙げてみる。 |
30年も慣れ親しんだ、コッヘルセットやガソリンランタンとストーブ。 二番目のコッヘルは、ピンホールがあいてる。 そろそろ、ふさがなきゃ。 |
昼食はカレーとナン。 野菜はキュウリの丸かじり。 おいしかったよ。 |
今年は秋が早い。 初秋の空が高い。 猫じゃらしの穂が秋風に揺れて、 ちぎれ雲が流れ去る。 |
7 件のコメント:
息子よりよっぽど
自由な生活!
来週から東北へ行ってきます
では
末っ子
<ライネケ>
東北でボランティア活動にか?
報告を待っている。
気をつけて。
学生に自由なんてあるか。
金魚鉢の中の世界を謳歌するが良い。
魚眼レンズで世界を見て信じるでないぞ。
院長靴の具合はいかが?
やっぱり大きかったかしら。
まあ、あきらめて履いて下さい。
chica
<ネコパコ>
「美しい日本の私」とノーベル賞受賞記念で講演した作家がいましたが、この国の美しさは季節の移ろいの微妙な光の中で一層輝きを増す気がします
ちょうど一年前Gama君やChikaさんと東北を旅しましたが、かの地の今の苦しみを思うと本当に心が痛みます
四国の友の会の仲間が夏の合間合間に作った玉つなぎの布おもちゃが大槌町、宮古町、釜石市の幼稚園や保育園に送り届けられたと先日報告を聞きました。
私が作った12個も子どもの笑顔になっていることを祈りたい
末っ子君 君が見る物は何だろう
しっかり心に焼き付けてできることに一生懸命力を差し出してきてください
<ライネケ>
末っ子君、ネパールや東北に出かけて、力を出すのは大変いいと思います。でも、多くの物を見た結果、かえって、自分は人より沢山経験したから、自分は正しいのだ、と思い込む恐れはあるね。Chicaの言うとおり、ますます謙虚にならなければ。
買ってくれた靴は、履いていますよ。雨が降る時なんかいいんじゃないかと思う。少し大きいけど、実はそれは差し支えない。問題は、ライネケの右足の裏の妙な筋が、靴底とのあたり具合によって、プッチン、クリンッて、引っかかって、指先の方に響いて痛いんだな。
ネコパコの言うとおり、日本の自然は美しい。お上が許可を出すと、開発と称して、いじくり回しては、だんだん壊れて行ってるんだが、お上は、誰に許可をもらってやってるのか、一度真剣に考えてみるべきだ。便利、簡単、儲かる、それだけで突っ走っていいのか?
日本の文学者や科学者、知識人階級は、もっと声を上げるべきだと思うよ。
ライネケ船長
お誕生日おめでとう
<ライネケ>
おめでとうと言ってくれるのは有り難いが、誰や?
Chicaか、Harunoか、Gama-Soraか、末っ子か?
ちゃんとサインしてくれ。
おいらの船は難破船か、幽霊船か?
今、俺以外、乗組員は誰かおるのか?
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