子供の夢のバスだそうだ。
これは ゆうあ氏小学校2年生の「ビーバーバス」
茶色に塗りつぶされた丸い車体が青い空の下荒れた大地を疾走する。
新しい大使館を建築するので旧大使館が取り壊しになる。
壊す前に、建物好きに使っちまえ!てなことで、世界各国のアーティストと名乗る方々が
建物丸々使って、げーじゅつ活動を行った。
フランスになんか一生縁がなさそうだから、見に行って来た。
以下、chicaの主観なので反論その他受付ませんのでアシカラズ。
感想としては、
ツマンナイ!!!!の一言に尽きる。
全て片付けられ何もない室内が無数にあり、その一部屋一部屋に作品が
展示されているのだが、
何一つとして、心動かされるものがない。
自由にできる素晴らしい空間があるのに、建築も作品も昇華されていない。
自らアーティストと名乗ってその程度かと。
作品制作は何らかの形で自己満足の象徴でしかないのかもしれないが、
よってたかってこの程度なのかというのが、正直な感想でした。
そこで最初に戻る。
ビーバーバス。。。。。。
車内には他にも沢山絵が飾られていて、
宇宙旅行バス・怪獣バス・お花バス・海の中バスとかとかとか。
そんな中一人、ビーバーバス。
茶色の塊。
でも、この絵の作者は自分の中で本当に表現したかったものが
あったに違いないと私は思う。
もっと色使えばいいのに。
何もビーバーじゃなくて可愛い、格好いい動物がいるだろうに。
あえてビーバー。
先生にコメントのしようがなくて困られようが、
家族に何でビーバー?って笑われようが、
私は、この作者の熱意を評価する。
茶色と青色だけで白い画用紙を塗りつぶすその熱意。
将来とか未来については知らん。私には関係無いもん。
だけど、今のところ、君の頭の中は面白い。
私も誰にも理解されないぐらい不思議脳みそ人になりたいなあ。
chica
3 件のコメント:
<ネコパコ>
近いうちに確実に壊されていくものに対するはなむけ的イベントですね
予算も限られ、とりあえず間に合わせなのでは…という先入観が私の頭にはぽっと浮かんでしまいました
「壊すから落書きいくらしてもいいよっ」て言われても、芸術家と言われる人達は露出過多、注目をいつまでも!!と本能的に願っている人種だろうから、100%全力バリバリとは行かないのではないのでしょうか
大変うがった見方をちょっとしてみました
chikaさま、あなたの脳味噌は今でも充分不思議です
これ以上不思議になると、如何なものか…と案じられます。
<ライネケ>
う〜ん。子供、特に幼児の絵画が、巧まざる直截さ故に、ある種の感動を呼ぶということはよくあるね。
そういう時、世間知を積んだ大人の技巧とか、狙いとか、意図とか、そういったものが手あかにまみれた凡俗なものに見えることも確かだ。
そうは言っても、子どもの無邪気な絵が芸術と言えるかということになるとどうかな。芸術とは何か?「芸術とは爆発だ!」と言った人もいるので、子どもの絵も爆発していれば芸術ということになるのかな?
同じ子どもでも、早熟と幼稚とは違うからね。
それにしても、簡単にアーチストとか何とか自称する方も問題だが、そういう芸術家でも職人でもない人達を安易にアーチストとか呼ぶ人達も問題だよ。
ほら、中高の学芸会か宴会レベルの歌を歌って、アーチストとか、リリースとかいってる連中って、どうかと思うよ。
<ライネケ>
上の意見は、Chicaの意見に対するコメントとしては、少しピント外れだったかな?
要するに、幼児の絵の方が、素直で、面白い。何より、自分の本当に描きたいものが心の中にあって描いた熱意が感じられた。でも、アーチストと称する人達のげーじゅつ活動はつまらないと思った、ということなんだよね。
その上で、誰にも理解されなくてもいいから、面白い心を持ちたい、と。
う〜ん。余り「要するに」になってないなあ。ごめんよ。つまらないコメントをしてしまった。
でも、あなたはそれなりに自分らしく生きていると思いますよ。
東京は、展覧会やら、芸術活動やら、いろんなことがあって、面白そうだね。
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