10月9日(金)から12日(月)まで、東京に行って来た。
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10/09(金)
午後から休診にして、夕方、事務長と松山空港に向かった。カブリオは空港駐車場でお泊まり。1時間で羽田に。池袋のホテルへ。食事のため、外出したが、夜遅くまで、人ごみが続く。
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Shigeはどこ? あれか?
10/10(土)
ひばりケ丘の自由学園に。大芝生を見渡す右端中段に陣取る。終始、Shigeがどこにいるか確信が持てないまま終わる。5年前小学生だった彼が、高等部2年生なのだ。ライネケは初めて体操会を参観した。学びの場として、素晴らしい環境だな。
なあ、Shigeはどこ?
Shigeはどこよ? まだ分からん。
4時ころは、学園を引き上げ、ひとり渋谷に向かう。岡本太郎の「太陽の神話」の前で、40年前の予備校時代の友だちと会い、昼食を共にする。彼と会うのもこれが最後かな。
ネコパコと「太陽の神話」の前で
彼と別れて、夜8時頃、有楽町で、ネコパコと落ち合う。キツネコ家の税務について、東京の専門の税理士さんと話し合うためだが、有楽町のど真ん中の高層ビルの中にその事務所はあった。日本の中心地の中でも、その本当に中心地だね。
その夜は、新宿泊まり。夜遅くなって、東京都庁の前を通って、新宿のホテルに向かう。例のオリンピック招致のキャンペーンのための馬鹿でかい看板を、外していた。その前で、ホームレスのとっつぁんが猫に餌をやっていた。
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10月11日(日)
朝、ChicaとChicaのアパートに泊めてもらっていたShigeと会い、豊島区にある熊谷守一美術館に行く。その後、バスに乗って青山のあたりを走り、Chicaのおごりで、列に並んで、ガレット屋さんで昼食。何だかえらく微妙なものを食べた。クレープとどう違うんだ?暑い一日だった。
夜、Chicaのアパートから歩いて、新国立劇場の近くのタイ・インド料理の店で夕食。ShigeはまたChicaに任せて、ネコパコと都庁の前を通って、新宿のホテルに帰る。明日から、Chicaはまた仕事。つらいこともあるだろうけど、自分を高めるよう努めて欲しい。元気でやりなさいよ。
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10月12日(月)
朝、Chicaのアパートからやって来たShigeがホテルまでやって来た。ネコパコとShigeと3人で神田の古書店街を歩くことに。お茶の水から神田にかけては、大学が多く、学生も多い。ライネケは、Shigeが将来、学生街を歩いたりするかもしれないし、いろいろなことに興味が起きて、書物を探したり、書物や書店の持つある種の雰囲気を味あうことになるかもしれないから、と思って、帰路につく前の限られた時間のうちに、少しでも多くを見せておこうと思って、せかせか歩き回った。
あとをついて忙しく歩かされた二人は、きっと、父親は、昔の思い出に駆られて、昔歩いた街を彷徨っている、と思っただろうね。あせらしく歩き回る父親の後ろ姿を、いつか思い出す日が来るだろう。おいらは、通りの向かいの、柏水堂でコーヒーでも飲んでいたかったんだけどね。最近火事を起こしたけど、まだやってるみたいだな。
柏水堂のレシート なつかしいね
お茶の水まで駿河台の坂を上がって行ったりして、昼が過ぎてしまい、神田駅に着いたのが、午後2時前。「焼き肉の万世」でハンバーグを食べる。通俗だけど、こんなものが少年時代はうまいんだ、というのが、40年前の経験かな。
神田駅で、Shigeともお別れだ。頑張るんだよ、Shige。Chicaお姉ちゃんもいる。皆、遠くから見ているぞ。君は独りじゃない。
羽田空港のおもちゃ屋さんの前に陳列してあった自動車のおもちゃ
4時過ぎ、松山行の日航機に搭乗。随分長い間の東京滞在だった。40年ぶりの友との再会もしたし。ライネケの青春時代は、往時茫茫、遥か彼方に去ってしまった。次は彼らの番だな。
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Chicaも藤沢時代、京都時代と大変だったね。今や我家で一番の実務家に見えるよ。頼れる気がする。Shigeはとうとう、乗り切ったようだね。本当につらかったろう。心底から、えらいと思うよ。これからも、いろいろな試練が待ち受けているだろう。その度に、あの難局を乗り切ったのだから、今度の困難も乗り越えられるはずだ、と思える人に、幸あれ。
2 件のコメント:
ほんとはね、
二人が泊まって帰った後の
いつもの静かな部屋に戻ったら
すごく落ち込みのが分かってたので
お泊まりはしてもらいませんでした。
また、遊びにきてね。
chica
<ライネケ>
布団がなかったからでしょ。
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