近況を報告する。
先々週から先週にかけて、やたら休みが続いた。
9/20(日)朝から、ネコパコと一緒に、MB230TEで吉川に向かった。さすがに高速道路1000円効果で、山陽道の交通量が多かった。その夜、新三田駅まで出向いて、北海道での研修旅行から帰って来たSoranecoを拾った。
9/21(月)、ネコパコ・Soranekoと東仲家訪問、その足で、大阪の弓屋さんに行って、弓を張り替えに出した。今年は、弓が少なくとも三張りはじいた。帰りは、高速が渋滞しているだろうというので、地道を帰った。これが大失敗の始まり。十三から池田を抜け、宝塚をぬけても、ひどく渋滞していて、おまけに暑かった。
のろのろの中でふと気づくと、水温計の針が100度を超えて、とうとう120度にまで上がっていく。こりゃ、オーバーヒートじゃないか。こんな所で、どうかなったら、どうしようもないよ。えらいこっちゃ。
ひどく暑い中、これでバッテリーまで上がっちゃうとまずいので、エアコンを切り、窓を開け、渋滞の列が止まるたびに、エンジンを切り、動き始めると再始動する。この繰り返しで、水温は100度前後だ。宝塚を抜け、山道に入り、やっと流れ出すと、水温は80度前後になった。
ラジエーターファンが回ってないか、冷却水が減っているか、ウォーターポンプが回ってないか、ラジエーター内部がつまっているか。一言で言えば、車の老朽化のせいか。何せ1991年製、23万1000キロのご老体だからね。
吉川に帰って、点検するが、ラジエターファンは回っている。水も減ってない。エンジンをかけて、水温計を見ていると、60度少しで、ファンが回り始め、60度ほどになると止まる。ちゃんとファンスイッチは作動している。じゃ、なんでオーバーヒートするの? 分からない。
9/22(火)、不安を抱えて、今度は、三人で、山陽道を西に、愛媛に帰ることにする。途中、尾道で高知から「しまなみ海道」を自転車旅行して来たHarunoら4人を拾う。補助席も起こして、定員満杯の総勢7人で、瀬戸内海を渡る。一世代前のW124シャーシのMB230はしっとりと滑らかに走って行く。高速で走っていると、水温は高めながら、80度前後止まりで落ち着いている。
松前に帰り、MB230はヤナセに預けられることになる。帰り用のゴルフカブリオと一緒に行く。ゴルフのエンジンをかけようとするがかからない。なんで? 燃料計の針が左に寄って動かない。ちなみに燃料空っけつはE、燃料満タンはFなんだが、これはアルファベットの順番のEFじゃないよ。EmptyとFullのEFだ。昔はEの代わりに0があったりして、ややこしかったんだそうな。これはアルファベットのOじゃなくて、数字のゼロだな。
とにかく、CB400Fのタンクから、レギュラーガソリンを1リットル抜き取って、ゴルフに容れてみると・・・・。なんとか、かかった。やっぱりガス欠だったんだ。この子も1983年製、18万7000キロのご老体だからね。この車も随分いたんでいる。
メルセデス、ゴルフ、フォーインワン、どの車も、長い付き合いの間には、大抵の事は経験したので、あまりあわてなくなった。大概何とかなるし、旅行先で何かあっても、ちゃんと乗って帰って来た。
MB230TEもゴルフカブリオも、どっちも気に入っている。もちろん、CB400Fも。最初に出会って、ぱっといいな、と思ってから、ずっとその気持ちは変わらない。雨に濡れたあと、水滴がついている姿なんか、真新しい頃のように新鮮に姿良く見える。飽きないというのか、目移りしない、というのか、我ながらいい性格だ。
節約になるかって? むずかしい所だ。動態を保つには、それなりに費用もかかるし、幾分かの忍耐や知識も必要だ。適当な時期に新車に乗り換える方が安上がりかもしれない。古い車の排気ガスを考えると、新車に乗る方が環境にいい、という説もある。
色々考えもするが、今の所、この子らを捨てて、新車を買うつもりはない。なんでかって?そりゃ、はっきりしている。今のメルセデスもゴルフも不細工、不器量だからさ。ライネケは面食いなんだよ。めんこいのじゃなきゃ、どんなに性能が良くってもイヤ。CBつまりフォーインワンは言わずと知れた器量良し。
どうして、皆あんな不細工なのに乗ってるのだろう。せいぜい二、三人乗るために、あんな河馬みたいに図体が大きくって、不器量な車。たかが男一匹乗るために、無駄と虚飾だらけみたいなの。いい車に乗ったって、えらいのは車の方で、乗ってるあんたじゃないよ。
そして、うちの子達は、みんな、見てくれがいいだけじゃなくて、働き者で、賢くて、いい子ばかりなんだよ。