結局自分というものは、己の育まれた環境と己に刻み込んだ印象の中で
生きていくものなんだろうなあ。
大好きだった藍染めのお皿も、木の息づかいのしたテーブルも。
私だけのウサギも、遠くで近くで聞こえるレコードも。
全部全部、私の存在に構築されて、こうして私は立っているんだ。
いつかの海辺で貝殻を拾い集めた私も。
あの春の山で花束を束ねた私も。
今こうして、一輪の花をファインダー越しに見つめる私と何にも違わないんだ。
そうして、その後ろにいつも貴方方が居られるのです。
そんなことを、思う日々でした。
夏にはまた、帰ります。
chica
2 件のコメント:
<院長>
「昨日の私が、今日の私。
人の心は、不思議なるかな。」
古代エジプトの「死者の書」の中に書いてある言葉だそうだ。
昔、倉敷中央病院の看護学校で、皮膚科学の講義をしていた頃、人の皮膚の表皮細胞が約28日で入れ替わってしまうという話をして、最後に、この言葉を皆にすると、皆きょとんとして、反応がなかったので、おいらは困ってしまった。面白い言葉だと思わないか?
<院長>
<院長>
ところで、二枚目の写真はどこの建物?
日本じゃないみたいだが.
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