末っ子がこの夏休みにインドに行く計画を立てた
チケットはすでに買ったらしい
私の頭はこのことで最近ずっと混乱したままだ
まだ未成年の彼のこの思い切った計画は一言でいえば無計画に見える
どう判断するのが双方にとって良いことなのか考え続けている
彼は自分のブログで今の気持ちを書いている
時間があれば読んでやってほしい
クツロイデ、オソロイデ。yukkuli.blogspot.jp
親としての今の気持ちをコメントに書いた
あんまりいろいろ書けないのでここに近況としてやけくそ気味にコピーします
皆さんのご意見を是非伺いたいものです
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君がインド旅行に願う概略はわかった
君が考える思い切った行動に そのエネルギーに感服します
しかしながらこれでは説明責任義務をお世辞にも果たしているとはいえない
「青年は荒野を目指す」
それはそれでとても大切な事だと思う その意味で私は応援したい
しかし飛行場に降り立って「さて今夜の宿をどうしようか…」とスタートできるぐらい君がタフな男 旅慣れているとは残念ながらとても思えない
守られて実施できた前回までの2度の海外経験を基準にしているなら間違いだと思う
1.最低限のアポはすでにとれたのか どうなのか
2.せめて「地球の歩き方 インド」ぐらいはしっかり読んだのか
そのうえで 泥の中に寝るのもいい 豚に足先をちょっとかじられるのも 半焼けの死体が流れるガンガーで沐浴もカルチャーショックだろう 下痢腹痛で七転八倒 脱水起こして意識朦朧 身ぐるみ剥がれてピーピー それぐらいの覚悟はいるでしょう
3.必要な準備はリストアップずみなのか
4.人脈でもなんでもネットではなく生身の人間から情報を収集して最低3人は現地でコンタクトがとれる人を確保してほしい
ツアーでないならこれはなおの事だと思います
大きなお世話だというならとんでもない
勇気ではないただの無謀さが周囲に及ぼす迷惑を顧みないのはあまりにも傲慢です
勇気と無謀が今一つわかりづらいのが現状ではないのか
万が一願ってもない大きなトラブルに巻き込まれたら100%は無理でもせめて80%は自力で切り抜ける知恵力があるのか (これを証明するのは難しいけど…)
心配しすぎでしょうか
「万が一」が起こればせめて骨でも拾ってほしかろう?
そこまでの事をお互いに覚悟したうえでの親の許可だと私たちは考えます
結果オーライではなく積み重ねた準備が本当の実になると考えるのはあまりに保守的でしょうか
数年前 18歳の青年が異文化を体験したいと勇んで某国に旅立ちそのまま帰ってこないという事件がごく身近で起こっています。親御さんは外務省を通じて拉致されたのか すでに藻屑となってこの世界から消えてしまっているのかと足取り調査を働きかけ続けたり、 あるいはひょっこり帰ってくるかもしれないとかそけき望みを持ち続けたり 終わりのない苦しみは 本当にお気の毒です
私には正直なところまだその決心がつきません