2011年4月21日木曜日

Hill climb

しゃかいじんはもうええですねんよ。
と、考えたがまは、休みの日に自転車でお出かけした。
けして脱走ではないのである。念のため。

坂道をせっせと登ってゆくと、桜が満開であった。
道後平野を眼下に望みつつ
あっさり頂上に着いてしもた
山つつじが綺麗じぇけえ。
geko

Stroll

真摯にして思慮深く敬虔なるものこそ通れぞかし
だってさ。ふうん。。。。
こんな家もいいかもしれん。

gama

2011年4月17日日曜日

徒然雑草  Chica

サクラの花ももう終わってしまった。
風が強かったので、4階の私の部屋のベランダにまで花弁が上がってきていた。
震災のあおりをうけて、知人が職を求めて海外へ移住することを決意したと

昨日報告に来て下さった。

今年小学校にあがったお子さんがいる家庭である。

不況で苦しい業界に勤めておられたが、

今回の震災で完全に歯車が止まってしまったらしい。

日本ではもう、仕事を続けていくことがままならない。

最悪の事態を想定した時、動けるうちに動かなければ

前に進むことも、立ち止まることも出来なくなる。

色々考えて、考えて、考えた末の決断だろう。

お話し下さる言葉と強い目が、全てを語っていた。

多くの人が様々な判断を迫られている。

苦渋の決断もあるだろう。

安定した職と生活に身を委ねる自分を省みて

色々と考えさせられた一晩でした。


                         chica

2011年4月14日木曜日

Holiday-Fishing

今や(もちろん前からであるが。)がまはまっとうな人間である。
そこで、社会の模範たるべく毎日マジメに働いている。
どうよこの見上げるべき精神。
日本人の鑑。
風上に置くべし。

しかし、一週間もマジメに働くふりを続けると、そろそろ…
「満足だじぇっ! 社会人、もういいよ! うんうん。もう勘弁してやるぜ!」
となるので、早速「りふれっしゅ」に出かける必要が出てくる。
けして脱走するわけではないのである。念のため。


harunoよ。釣竿借りたぜ。
がま

2011年4月7日木曜日

がま君の出発 <ライネケ>

キツネコ家の息子が一週間の新人研修後、まず郷里で仕事を開始した。今日は初出勤の日だった。

昔ウリボウみたいにライネケとネコパコの足もとにまとわりついていた、あの子がねえ。ネクタイして、ビジネススーツを着て、ちゃんとしたボールペンを持って、おまけに今朝はメモ帳が欲しいなんて、急に言い出されてもねえ・・・。

ライネケは、駅に向かって家を出る彼を見送りに、門先まで出た。
ネコパコは、見送らないんだって。そうか・・・、じゃ・・・。おいら一人で見送ってくるよ。
大きくなったね。君も。

長い冬の間、枯れ果てたように見えた庭にも、いつしか生命が芽吹き、

誰が植えたのだろう、白い花が、自分を見てくれと言わんばかりに、花開き、

ここかしこ、小さな声で春の喜びを歌いだし、

その中を、
彼は出発した。

彼の行く手に幸あらんことを。

2011年4月5日火曜日

春はめぐり来て <ライネケ>

ライネケは、以前なら、年金生活の年寄り夫婦かなんかが、自然観察会とかいったものに参加して、草木図鑑を手に持って、熱心に、あれは何、これは何、というようなことをしゃべりながら、歩いているのを見ると、馬鹿じゃないか、くらいに思っていたのだが、ここ数年間で、えらく気分が変わり、こんなささやかな野の草花に目がいくようになった。まあ、細かしい草花の名前を覚えようというような気にはならないけどね。

去年11月末に、吉川に行った帰り道、三木東インターチェンジ近くの「風雅舎」に寄って、山野草の株を数株買って帰った。一株300円くらいだ。よく見れば、そこいらに勝手に生えているようなものなので、高いといえば高いね。

それで、屋上の芝生が枯れて、雑草が覆っている土の一部に穴を掘って、植えてみた。春になって花が咲くといいなあ、と思ってさ。おいらみたいのが植えて、はたして根付くのかな?

最近、ふと気がつくと、花をつけてるじゃないか! これは、サギゴケって言うんだそうな。

そして、これは、シンバラリア・ムラリス。白い花が可憐だ。

この景気のいいのは、宿根フロックス・ストロニフェラピンクって言うんだって。

ほかの4株は、何とか冬を越したようだが、まだ咲かない。ひょっとして、花の咲かないただの葉っぱだけの奴なのかもしれない。それはそれでいいだろう。もうしばらく待つさ。

このシンバラリアっていうのは、うちの自宅玄関の足下に、いつの間にやら、生えているのに似ているね。下に降りて、確かめてみよう。

おお、これも、よく見ると、花が咲いてるではないか。ただし、こっちのは紫色だ。単なる色変わりなのか、亜種なのか。いずれにせよ、愛すべきものだね。神は微細に宿るとは、よく言ったものだ。

外に出てみると、5年前に松山市内の廃屋の軒先からむしり取って来て、移植したツタが、板塀いっぱいに伸び広ごっている。ライネケとネコパコが、古い家をリフォームして、仕事を始めて、5年の月日が経とうとしているのか。

よくよく見れば、その先のところどころに、青葉が出かかっている。

いかなる有為転変にも関わらず、春はめぐり来るのだ。




2011年4月1日金曜日

ついに!

今日、窓口で接客していたら

よく来ている、なかなかイケメンのお兄さんが突然、

お手紙を私に黙って渡して来た。

ホニャー?と思いつつ、中を覗いたら

「いつもお昼に来ていますが、あなたの事が知りたい。迷惑でなければ、連絡下さい。」

とまあ、こんな風な事が書いてあった!!!!!!!!!

きーーーーーーーーーーーたぁぁぁぁぁぁーーーー!!!

春が来た。ハルがきた。玄がきた。東がきた。ハムがきた。

んで、今、

崩れそうな顔を必死で締めながらこのブログを書いているってな訳ですよ。

みんな、祝ってくれていいよ。   

                    

 chica

っていう、話がしたい春の日ですね。

妄想です。春の白昼夢です。夢です。幻です。

4月1日です。

そりゃ、桜の花も咲くわいな。        chica